スロークッカーとは？

料理好きな人やったら、知ってはるかもしれんけど、最近注目されてはるスロークッカーって知ってますか。
煮込み料理とかで、活躍する電気調理器具なんやけど、圧力なべとがと違うて、煮込み過ぎる失敗があまりないんや。
スロークッカーの大きな特徴は、2重構造というところやねン。

仕様は外側が金属、そして内側に陶磁器で作られた保温性の高い内釜が、別々になっとることや。
焦げ付く心配もあらへんし、温度設定や保温機能もついとるさかい、時間のかかる見込み料理ほど、威力が発揮できる調理器具やね。
タイマーはついとらへんのやけど、煮込み料理で使うから、あんまり気にならへんな。

スロークッカーの使い道

とにかく、煮込み関係やったら、スロークッカーに任せときいなちゅうくらい、便利なもんなんやで。
まず、火を使わへんから、火災の心配もあらへんし、出掛けにセットしておけば、買い物にも余裕で行けんねん。
通勤とかで、長時間家を離れるという場合は、コンセント経由でスイッチの切り替えのできるタイマーを、別売りで買うておくとええよ。
ちなみに、スロークッカーの使い道としては、こんなんがあるよ。

『肉類』
・カレー
・シチュー
・ポトフ
・豚の角煮
・焼き豚
・豚足煮込み
・煮込みローストビーフ
・チリコンカン
・肉じゃが
『筋』
・もつ煮込み
・どて焼き
・おでんの筋戻し
『魚』
・棒ダラの戻しと煮込み
・甘露煮やぬか炊き
『スープ』
・がらスープ
・コンソメ
『ソース』
・ベシャメル
・トマトソース
・デミグラス
『煮物野菜』
・おでん
・ふろふき大根
・筑前煮
『豆類』
・小豆や黒豆など煮豆や戻し
・ふかし芋
・ぜんざい

スロークッカーのメリット・デメリット

幅広い煮込み料理やスープ、戻しに特化したスロークッカーは、温度調節機能付きで失敗が少ないのが大きなメリットやねん。
ほかにも、スロークッカーのメリットがあるさかい、デメリットと一緒に見ておくとええかもしれへんな。

『スロークッカーのメリット』
・放置してスロー調理ができる。
・焦げ付く心配がほとんどない。内がまの保温性で消費電力も少ない。
・余計な水分の蒸発を抑えられる。
・蒸し器としても利用可能。
・温度が一定なので、真空調理も可能。
・内側だけを取り外して簡単に洗える。
・ふきこぼれる事がない。

『スロークッカーのデメリット』
・急いで作りたい料理には不向き。
・高温調理には向かない。
・タイマーが付いていない機種が多い。

スロークッカーでおすすめのレシピ

スロークッカーのデメリットは、煮込みに特化しとるさかい、急いで作りたい料理には不向きちゅうところやな。
スロー調理やさかい、当たり前なんやけど、それがスロークッカーの売りちゅうことやねんな。
おすすめのレシピとしては、豚の角煮や豚足煮込みが簡単にできてええよ。

牛すじとかも、生でまとめ買いして、一気に柔らかく戻せるさかい、出たスープも含めて色々利用できるよ。
スープはコラーゲンも豊富やし、いろんな料理に使えて保存美容にもええね。
注意するところやけど、スロー調理ができるちゅうても、下ごしらえはちゃんとせなあかんよ。