意外と知らないお薬手帳の使い方

お薬手帳の概要

今でさえお薬手帳を持参して、かかりつけの病院に行くのが当たり前になったんやけど。
そういえば、昔はこんなのなかったなと思いつつも、お薬手帳のことを調べてみると、意外な事実が判明してん。
お薬手帳が始まったんは、1997年のことで、つい最近のことやってん。
なっ ! 以外やろ。

そいで、なんでお薬手帳が必要かちゅう事なんやが、前からお年寄りの薬の多剤併用の問題とか、飲み合わせの副作用問題があったんや。
これを解決する方法として、お薬手帳が大活躍ちゅうわけやったんよ。
確かに手帳の中を見ると、これまでの処方されたお薬の事が書いてあって、何の薬を飲んだか分かりやすくなっとるね。

お薬手帳は何に使う?

お薬手帳は、病院で薬を処方してもらう時に、副作用とか飲み合わせの問題を解決してくれるものやった。
昔は、病院の先生にかかったとき、どんな薬を飲んでいたか、どの薬でじんましんが出たかとか聞かれたけど、あんまり答えられんかったよね。
皆さんも同じやと思うけど、薬の名前をいちいち憶えとらへんから、先生や看護婦さんも大変やったらしいで。

1997年から始まったお薬手帳やけど、その後の東日本大震災の時も大いに役立ったんや。
特にお年寄りの場合、既往病とか今もかかっとる病気も多て、そんだけ薬の種類も多い。
でも、このお薬手帳のおかげで、すぐに必要な薬で治療ができて、多くの人が命拾いをしたらしねん。

お薬手帳を使うメリット

お薬手帳を使うメリットは、いろいろあるんやけど、一番は自分のことがようわかるちゅうとこやねんな。
薬の種類や飲み合わせによって、アナフィラキシーショックとかのアレルギーも恐ろしいし、薬の効果が高まったり低くなったりするんで、命にかかわったるいいう話しや。
そこで、お年寄りにも分かりやすう、メリットを簡単にまとめてみたよ。

『メリット』
・飲み合わせの確認
複数の病院にかかっている場合、一人の医師では把握しきれない薬のリスクを減らせる。
・無駄な処方の防止
複数の病院にかかっている場合、胃薬や吐き気止めなどの処方の重複を防止できる。
・効果的な治療を受けやすい
・緊急時の薬の処方に役立つ
・手帳持参で費用負担が安く
一回につき、自己負担額が10~40円ほど安くなる。

アプリで親子管理もできる

お薬手帳が始まった最初のころは、手帳をよく忘れても、あまり気にしいへんかった。
でも、2016年からの改定によって、自己負担額が安くなるシステムが導入されたよって、もっていかへんと損するで。っEnter それから最近じゃ、お薬手帳が電子化されとる事知っとるやろか。

スマホのアプリで管理できるんやけど、これやったらお薬手帳忘れへんから、うちの家族みんなアプリ入れとるよ。
親子管理で一括管理もできるさかい、病院に行く時にあわてて手帳を探す必要もないねん。
支払いも安うなって、まさに一石二鳥やね。