子供を叱るって難しい…

「叱る」の定義を考えてみよう

子供が悪いことしたら叱る…これは親がせなあかん大切なミッションやと思います。
でも最近では児童虐待のひどい事件も増えていますし、「叱る」とか「しつけ」って難しいな~と感じることもあります。
「叱る」っちゅうのは、相手のために間違いを正して導くことやから、なんで叱られてるのか相手に伝わらな意味ありませんよね。

ときどき「怒ること」と混同してるんちゃうかなって人いますけど、これはただ感情にまかせてイライラをぶつけてるだけやと思います。
相手を思っての行為ちゃうから、怒ったところで相手に伝わるはずもなく。
「あれ?ちゃんと叱れてる?」「なんで伝われへんねやろ」って不安に思ったときは、怒りをぶつけてないか、ちょっと立ち止まって考えてみることも大切ですね。

上手な叱り方を知っておこう

子供それぞれに個性があるし、叱り方に「正解」っちゅうのはないかもしれんけど、「上手な叱り方」は存在します。
まずこれは初歩的なことやと思うんですが、「子供の目を見て話すこと」です。
わかります、主婦はいつもなんやかや忙しいし、ちゃちゃっと怒ってしまうこともあるでしょう。

でも家事をしながら、スマホをいじりながらとか、子供の目を見ないで叱ってしまうと相手には伝わらないです。
親が叱ってることは伝わる、ただそれだけで終わってしまう可能性が高いので、目を見て叱ること、これ大前提です。

あと、「これしたらダメ」って言うだけやと、なんで怒られたのか理解できてない可能性があります。
叱るときには「なんで叱っているのか」という理由をきちんと説明しないと、子供は叱られた理由をわかってないのでまた同じことを繰り返すことになります。
面倒臭い、言わんでもわかるやろっていうのはまず通用しないと思っといた方がええでしょうね。

子供も叱られた理由をちゃんと納得できれば、間違ったことをしたんだって理解して、少しずつ改善してくれます。
子供にも理由がありますので、頭ごなしに叱るのではなく、理由を聞いた上で叱りましょう。
また、改善したときにはちゃんと褒めることも大切ですよ!

上手に叱るとどんな効果があるの?

子供のためを思って叱るわけですが、正しく叱ることができれば、子供にとっても親にとってもメリットがあります。
まず、生活する上で危ないことってたくさんありますよね、道路に飛び出したり、火を使うこととか、命を落とすことかってありえます。
そんなときは叱ることで、子供の命の安全を守ることにもなりますし、危機管理能力っちゅうんでしょうか、それを高めてあげれます。

また、他人を傷つける行為もちゃんと叱ってあげないと、相手の心や体を傷つけてしまいます。
そういったことを1つ1つちゃんと「○○だから止めようね」と叱ってあげると、子供は社会のルールを学んでいきます。
逆に、叱らずに放置してしまうと子供は悪いことも悪いと認識せずに大人になってしまうので、子供の将来を守るためにも、正しく叱ってあげることが大切です。