子どもの褒め方も知っておこう

褒めて育てる・叱って育てるどっちが正解 ?

うちの実家は、3人兄弟で女の子1人の環境やったせいもあって、親にはあんまり怒られた記憶がないねん。
やけど、うちの主人は男2人兄弟で上の子やったから、相当厳しゅう育てられたらしいねんな。
よう、厳しく育てられた子供は、親になると同じように子供を厳しく育てたがる言うけど、うちの旦那はそら子供には優しいて、逆にうちが叱りつけることが多いような気がする。

子供の育て方にも色々あるけど、褒めて育てる方法と、叱って育てるのんは、どっちがええやろうな ?
今の世の中じゃ、褒めて育てるんがすすめられとるんやけど、どっちがほんまなんか、実際に悩む親も多いのんと違う ?

上手な褒め方とは

最近テレビのニュースでも、親のしつけと称して、子供を虐待する事件がめだっとるよね。
うちでもわかるけど、叱るんと怒りに任せて体罰するんは違うよね。
逆に甘やかすのんと、褒めるのも違うと思わはる人も多いんやない。
怒られ続ける子どもみると、親の目をうかがうような子供になるよね。
そう考えると、子供の将来が親にかかっとるさかい、子育ては気張ってやらなあきまへん。

上手な褒め方いうんは、ただ甘やかすんやのうて、子供が成長できるよう、褒めて能力を成長させるちゆうことやねンけど、褒め方にも2種類あるらしいな。
一つは無条件で褒めることやけど、もう一つは条件付きでほめるちゆうこと。
つまり、何かしらの努力や結果について、褒めてあげることが大切なんや。

褒めるポイントはここ

まだまだ短い人生なんやけど、今までお世話になった先輩や先生なんかを見ると、褒め上手な人っていてはるよね。
確かに、ああいう褒められ方したらやる気が出たし、うれしかった当時の気持ちを思い出したわ。
いい褒め方のポイントは、以下の3つに注意するとかなり効果的らしい。

・具体的な行動そのものを褒める
徒競走で1位だった、またはテストで百点取ったなど、本人の能力や才能ではなく、努力して頑張ったプロセスを褒めてあげる。
・頑張った時のことを質問する
どうやって、そんなに頑張れたのかを聞いてあげることで、自身の努力や自信につながる。
・頑張り方を見極める
安易に頑張ったことをほめると、ハードルが低くなりやすく、努力を怠ることも考えられる為、親の目線で見極めていく必要がある。

やらないほうがいい褒め方とは

同じ褒めるにしても、本人にとってマイナス効果でしかない褒め方もあるねんから、気いつけた方がいい時もあるよ。
というのも、アメリカの一流大学で、子供たちにあるテストをやった研究があって、その結果に基づいたもんやねん。

子どもたちを、A・B・Cの3グループに分けたんやけど、テストの結果グループのAには頭がいいねと褒め、Bグループにはないも言わず、Cグループには頑張って問題を解いたねと、それぞれ褒め方を変えたらしい。
結果、Aグループはそれ以上努力を、せえへん結果に終わり、Cグループは今まで以上の結果を残す傾向が高かったらしいねん。
つまり、ただ単に褒めるんじゃなく、頑張った過程を褒めるのが大事なんやね。